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NHK-FM『正月だから青春のロックンロール』

Reunion ConcertReunion Concert
(1990/10/25)
Everly Brothers


NHK-FM『真冬の夜の偉人たち』第1夜
「正月だから青春のロックンロール
~エヴァリー・ブラザーズの素敵なハーモニー」
2012年01月02日(月)PM21:10-23:00
DJ:亀渕昭信


OP:Wake Up Little Susie  起きろよスージー
 [ Boudleaux Bryant / Felice Bryant ]
 /ボードルー・ブライアント Boudleaux Bryant

【亀渕さんが15歳の頃、お小遣いを貯めて買ったレコード】
01)Wake Up Little Susie
 起きろよスージー 1957年1位/C&W1位/R&B1位(UK2位)
 [ Boudleaux Bryant / Felice Bryant ]
 /エヴァリー・ブラザーズ The Everly Brothers

【まずエヴァリー・ブラザーズについて確認】
・二人組の兄弟グループ
・ロックンロール誕生に重要な役割を果たしたアーティストのうちの一組
・最大の魅力はC&W、ブルーグラスの伝統を受け継ぐクローズド・ハーモニー
 ~狭い音階の中で細かく糸を紡ぐように素敵なハーモニーを付ける密集和音


【エヴァリー・ブラザーズの素敵なクローズド・ハーモニー、その一例】
02)Roving Gambler
 ローヴィング・ ギャンブラー
 さすらいのギャンブラー 1958年
 [ Traditional ]
 /エヴァリー・ブラザーズ The Everly Brothers
 ※アメリカ南部に古くから伝わる民謡。 

【ご両親はC&Wのミュージシャンで、カントリーの影響が色濃い】
~彼らの故郷、ケンタッキー州の小さな平和な街のことを歌った、
 カントリーの香りいっぱいの曲

03)Bowling Green
  ボウリング・グリーン 1967年40位
 [ Jacqueline Ertel / Terry Slater ]
 /エヴァリー・ブラザーズ The Everly Brothers
 ※作者は当時専属バンドのベース奏者だったテリー・スレイター。

【ボブ・ディランによるカヴァー】
~悲しく淋しい、若者の愛の歌

04)Take A Message To Mary
 マリーへのメッセージ 1970年
 [ Boudleaux Bryant / Felice Bryant ]
 /ボブ・ディラン  Bob Dylan
 ※エヴァリー・ブラザーズ(1959年16位)
 ※エヴァリーの邦題は「メアリーへのメッセージ」


【ビートルズもエヴァリー・ブラザーズの大ファン!】
-彼らのクローズド・ハーモニーに多大な影響を受ける-
~オリジナルとカヴァー聞き比べで検証

05)So How Come (No One Loves Me)
 ソー・ハウ・カム  1961年
 [ Boudleaux Bryant / Felice Bryant ]
 /エヴァリー・ブラザーズ The Everly Brothers

06)So How Come (No One Loves Me)
 ソー・ハウ・カム
 [ Boudleaux Bryant / Felice Bryant ]
 /ビートルズ The Beatles
 ※『Live at the BBC』

~ジョージ・ハリスンによるカヴァー
07)Let It Be Me
 レット・イット・ビー・ミー 2011年発売
 [ Gilbert Becaud / Mann Curtis / Pierre Delanoe ]
 /ジョージ・ハリスン George Harrison
 ※エヴァリー・ブラザーズ(1960年7位)

-ポールがエヴァリー・ブラザーズに楽曲提供で恩返し-
~曲の最後に(西洋のうぐいすと呼ばれる)ナイチンゲールのさえずり!

08)On The Wings Of A Nightingale
 ナイチンゲールの翼 1984年50位/C&W49位/AC9位(UK41位)
 [ Paul McCartney ]
 /エヴァリー・ブラザーズ The Everly Brothers

【ビーチ・ボーイズによるカヴァー】
09)Devoted To You
 愛をいつまでも 1966年
 [ Boudleaux Bryant ]
 /ビーチ・ボーイズ The Beach Boys
 ※エヴァリー・ブラザーズ(1958年10位/C&W7位/R&B2位)

-ビーチ・ボーイズをコーラスに従えてカヴァー!-
10)Don't Worry Baby
 ドント・ウォーリー・ベイビー  1988年  
 [ Roger "Hot Dog Rog" Christian / Brian Wilson ]
 /エヴァリー・ブラザーズ&ビーチ・ボーイズ
 The Everly Brothers , The Beach Boys
 ※映画『テキーラ・サンライズ』サントラからシングル・カット。
 ※ビーチ・ボーイズ1964年24位(邦題「気にしないで」


【ステイタス・クオーによるカヴァー】
~エヴァリーが本国よりも英国や欧州で人気があった一例として。
ブライアン・フェリーもカヴァー。

11)Price Of Love
 プライス・オブ・ラヴ 1969年
 [ Don Everly / Phil Everly ]
 /ステイタス・クオー Status Quo
 ※エヴァリー・ブラザーズ(1965年104位、英国ではNMEでNo.1ヒット!)

【エヴァリー・ブラザーズのヒット曲】
~彼らとも仲の良かったバディ・ホリーのバンド、
クリケッツのギタリスト=ソニー・カーティスが作ったカントリー調のラヴソング

12)Walk Right Back
 ウォーク・ライト・バック  1961年7位(UK1位)
 [ Sonny Curtis ]
 /エヴァリー・ブラザーズ The Everly Brothers
 
【スコットランドのロックバンド、ナザレスによるカヴァー】
~アクセル・ローズも大のナザレス・ファン!

13) Love Hurts ラヴ・ハーツ 1976年8位
 [ Boudlaux Bryant ] 
 /ナザレス Nazareth
 ※エヴァリー・ブラザーズ(1961年)

【ロバート・プラント&アリソン・クラウスによるカヴァー】
~オリジナルとカヴァー聞き比べで

14)Stick With Me Baby
 スティック・ウィズ・ミー・ベイビー  1961年41位
 [ Mel Tillis ]
 /エヴァリー・ブラザーズ The Everly Brothers

15)Stick With Me Baby
 スティック・ウィズ・ミー・ベイビー  2007年
 [ Mel Tillis ]
 /ロバート・プラント&アリソン・クラウス
 Robert Plant & Alison Krauss
 
【ノルウェーのオスロ出身、a-haによるカヴァー】
~彼らを見出したのは専属バンドのベース奏者だったテリー・スレイター!

16)Crying In The Rain
 クライング・イン・ザ・レイン 1991年26位
 [ Howard Greenfield / Carole King ]
 /a-ha
 ※エヴァリー・ブラザーズ(1962年6位/UK6位)

【エヴァリー・ブラザーズの隠れた名曲】
~ピーター・アデル&ゲーリー・ ゲルド作による素敵な愛の歌

17)Nothing Matters But You
 ナッシング・マターズ・バット・ユー  1977年発売
 [ Gary Geld / Peter Udell ]
 /エヴァリー・ブラザーズ The Everly Brothers

【ジョン・フォガティとブルース・スプリングスティーンによるカヴァー!】
18)When Will I Be Loved 
 ホエン・ウィル・アイ・ビー・ラヴド  2009年
 [ Phil Everly ]
 /ジョン・フォガティfeat.ブルース・スプリングスティーン
 John Fogerty feat.Bruce Springsteen
 ※エヴァリー・ブラザーズ(1960年8位)

【エヴァリー・ブラザーズのヒット曲】
~アメリカの音楽誌で「失恋の歌Best20」の20位に選出された悲しい曲
(1位はジョージ・ジョーンズの「He Stopped Loving Her Today」)

19)So Sad (To Watch Good Love Go Bad)
 ソー・サッド  1960年7位/R&B16位(UK4位)
 [ Don Everly ]
 /エヴァリー・ブラザーズ The Everly Brothers

【エヴァリーの伝統継承者、サイモン&ガーファンクル】
-前身のトム&ジェリー名義時代の目標はエヴァリーで、歌い方や曲調もそっくり-
~オールド・フレンズ・ツアーからS&Gのデビュー曲

20)Hey, Schoolgirl ヘイ・スクール・ガール(Live)
 [ Art Garfunkel / Paul Simon ]
 /サイモン&ガーファンクル
 ※『Old Friends: Live on Stage』(2004年)

~続いてオールド・フレンズ・ツアーからエヴァリー・ブラザーズを呼び込んで
先輩・後輩4人一緒になって演奏!

21)Bye Bye Love (Live) バイ・バイ・ラヴ 
 [ Boudleaux Bryant / Felice Bryant ]
 /サイモン&ガーファンクル with エヴァリー・ブラザーズ 
  Simon & Garfunkel  The Everly Brothers
 ※エヴァリー・ブラザーズ(1957年2位/C&W2位/R&B5位)
 ※『Old Friends: Live on Stage』(2004年)


【最後はこの名曲の素敵なハーモニーでお別れ】
22)All I Have To Do Is Dream (Live)
 夢を見るだけ 夢を見るだけサ 1958年1位/R&B1位/C&W1位
 [ Boudleaux Bryant / Felice Bryant ] 
 /エヴァリー・ブラザーズ The Everly Brothers
 ※1983年の再結成コンサート(1985年リリース)より


以上、1月2日放送「正月だから青春のロックンロール」のエアプレイ・リスト。残念ながらまだNHKのサイトでは発表されてないようですし、個人的に是非記録しておきたいと思ったので、作者クレジットやチャートなども確認しつつ、僕なりに理解・整理した上で、おさらいがてら作成してみました。

エヴァリー・ブラザーズの影響を受けたアーティスト達のカヴァーを紹介して、エヴァリーのコーラスの魅力偉大さを浮き彫りにしようという趣向は、さながら「亀渕昭信のいくつになってもロケンロール!」第45回(2011年2月01放送)拡大版のような印象もありましたが、何にせよ、楽曲の意味やその背景人脈などの解説を交えつつも、楽しい語り口でわかりやすい亀渕さんならではのDJショーを、久し振りにたっぷりと1時間50分も堪能出来て感謝感激(とくに「ナイチンゲールの翼」をかけた後の「流石FMは音質がいい!AMだとナイチンゲールのさえずりがどこにもナイチンゲールになっちゃう」ラジオ初笑いさせて頂きました。亀渕さん有難うございます・笑)。勿論、選曲もゴキゲンで時折聞こえるアナログ・レコードのスクラッチ・ノイズがまた味わい深く、僕には何より嬉しいロックンロールお年玉って感じ(^^)。

ただそれだけに、やはり「亀渕節と巧みなDJ術の本領が発揮されるのはコアな音楽番組なればこそ」だなと、益々そんな気がしてなりません。意外にも亀渕さんがFM番組のDJをお一人で担当するのは初めてとのことでしたけど、正直、三昧シリーズ特番のゲストやAMの『ラジオめぐり』だけじゃ全然足りないので(^^;)、出来ることならこれを機にNHK-FMでも定期的にDJやって欲しいです!!関係者の皆様、何卒宜しくお願い致します!!!



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COMMENT

☆2012年

あけましておめでとうございます。

亀渕さんのツボを得た選曲、心地よく楽しく聴きました♪
知らなかった素敵なカヴァー曲も耳にできてよかったです。
NHK-FMでも、ぜひ定期的にDJをやっていただきたいですね!

いつも色々な音楽情報をありがとうございます。
これからも楽しみにしています♪
寒い日が続いていますので、おからだ大切にお過ごしくださいね。
今年もよろしくお願いします。

| はつみ | 2012/01/05 19:36 | URL | ≫ EDIT

エヴァリー・ブラザーズ

はつみさん、初めまして。ドルフィンと申します。露慈さんのブログに時々コメントを書かせていただいています。今後もよろしくお願いします。

私は亀渕さんがDJの番組をNHK-FMで放送するのは知っていたのですが、内容をちゃんと確認しないまま、放送を聴き始めました。聴いていて、内容の濃さに驚愕しました。できれは週1回のレギュラー放送にしてほしいと思いました。レギュラー放送が無理でも、亀渕さんにはもっとNHK-FMでDJやってほしいなと思いました。

| ドルフィン | 2012/01/06 16:19 | URL | ≫ EDIT

●はつみさん
こちらこそ、いつも温かいコメント有難うございます!

亀渕さんのラジオ、おっしゃる通り選曲も見事で
軽妙かつ巧みなDJと相まって、本当に楽しかったですよね!

残念ながら『ラジオめぐり』では亀渕さんらしさが存分に発揮
されてるとは言い難いだけに、尚更『いくつになってもロケンロール』
の復活なり、FMでの定期的なDJ登板を期待したいですよね。

本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

| 糸志野露滋。 | 2012/01/08 14:56 | URL | ≫ EDIT

●ドルフィンさん、有難うございます!
亀渕さんのDJ、本当に魅力たっぷりなので、もっともっと聴きたく
なっちゃいますよね!スタジオジブリの小冊子『熱風』に掲載された
亀渕さんと大瀧詠一さんの特別対談も大変興味深かったので、
個人的な願望としてはNHK-FMで(残念ながら震災の影響で昨年3月
の大滝詠一三昧では実現しなかった)お二人の対談を交えた
オールディーズ特番なども、是非一度組んで欲しいです!

http://www.ghibli.jp/shuppan/pickup/

| 糸志野露滋。 | 2012/01/08 15:14 | URL | ≫ EDIT














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