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続・山下達郎アコースティック・ミニライヴ大阪公演

ずっと一緒さずっと一緒さ
(2008/03/12)
山下達郎



5月10日(土)「大丸心斎橋店」のつづき【Part5 】というか、「山下達郎アコースティック・ミニライヴ大阪公演」セット・リストの続きです(遅筆でスイマセン・汗)。

大阪厚生年金会館に到着したのはPM6:15ちょっと前。既にロビーには結構な人だかり。てっきり僕はPM6:30開場のPM7:00開演とばかり思ってたんですけど、どうやらそうではなく、PM7:00開場のPM7:30開演とのこと。でもその前に、まだPM4:30スタートの1回目のライヴが終わってないと聞いてビックリ!?(そうなんです、ちっとも「ミニライヴ」ではなかったのです・笑)。

それでも、1回目のライヴ終了後、ほぼ定刻通り(僕の手元の腕時計だとPM7:01から)入場受付が始まったものの、整理番号順に一人ずつ呼び出して、当選者の封筒の名前と身分証明証の確認があったので、入場だけでも結構時間がかかりそうな雰囲気(幸い、僕らは整理番号29番だったので、そう待つことなく入場出来たからまだ良かったですが、大きい整理番号だった方は気をもまれたのではないでしょうか)。受付で手渡されたチケットは1階E列28番&29番。何と前から4列目で、しかもステージのほぼ中央(達郎さんの真正面)ではないですか!(「G.L.O.R.I.A.」 など、客席に流れるBGMもゴキゲンで、否が応でも期待が膨らみます)。

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そうしてPM7:35に幕を開けたイベントは、まずスクリーンでライヴ・ビデオの上映から。10人編成のフルバンドによる「アトムの子」、音がめちゃめちゃ良くて物凄い臨場感!(間奏の達郎さんの挨拶で、「Juvenileのテーマ~瞳の中のレインボー~」のカップリングに収録されてた1992年3月の中野サンプラザ公演だと気付きました。コーラスには佐藤竹善さんの姿も)。続く 「Get Back In Love」は1999年2月のNHKホール公演でギターは佐橋佳幸さん(DVDの発売が望めないだけに、これまた貴重な映像です)。

「ずっと一緒さ」のテレビ・サイズPVが流れた後、スクリーンが上がり、ステージにニット帽にジーンズ姿の山下達郎さんが登場。そして達郎さんを中央に、ステージ右側にはベースの伊藤広規さん、左側のグランドピアノに難波弘之さんという布陣で、PM7:54、いよいよアコースティック・ライヴ本編がスタート。

すると、いきなりの「Bomber」炸裂で会場は一気にヒートアップ!(まさかこの編成でこの曲が聴けるとは!?)。とてもアコースティック・トリオとは思えないファンキーグルーヴで、とくに伊藤広規さんのダイナミックなチョッパー・ベースの威力に痺れるばかり。勿論、達郎さんの歌声は文句なしで、しなやかなギターのカッティングも絶妙(ちなみに達郎さんのギターはピックアップを装着したMartinD-28と、もう一本もやはりピックアップを装着したGuildD-50だったでしょうか)。2曲目は「Donut Song」ボ・ディドリー・ビートがズンズンと弾む弾む。難波さんのピアノもDr.Johnモードで、ニューオリンズ風味バリバリ。難しいリズムパターンを必死に手拍子で付いていこうとするオーディエンスも少なくなかったですが、僕は早々に諦め、達郎さんを真似て両足でリズムを刻んでました(^^;)。MCを挟んで3曲目は「Paper Doll」。抑制の効いたクールなグルーヴでこれまた味わい深し。続く4曲目「Forever Mine」は、 難波さんのピアノを伴奏に、しっとりと(達郎さんは膝の上にタンバリンを置いて、歌いながらパーカッションも担当)。

ON THE STREET CORNER 2ON THE STREET CORNER 2
(2000/01/26)
山下達郎


その後、難波さんと伊藤広規さんは一旦ステージ上から退いて、達郎さんお得意の「ひとりアカペラ」コーナー。まずは新曲「ずっと一緒さ」のカップリング「バラ色の人生~ラヴィアンローズ」を披露して、 『On The Street Corner』シリーズからは「Chapel Of Dreams」、更に『Season's Greetings』から「Smoke Gets In Your Eyes(煙が目にしみる)」 という選曲で、達郎さんいわく、この2曲がアカペラものではベスト・オブ・ベストとのこと。いずれも抜群の声量と、カラオケと息ぴったりの鉄壁のハーモニーに、ただうっとりと聞き惚れるのみだったんですけど、そんな中「Smoke Gets In Your Eyes」では「服部克久先生による流麗なオーケストレーションが素晴らしいので、一生大事に歌い続けたい1曲です。何か演歌歌手みたいなこと言ってますけど(苦笑)」という達郎さんのMCも印象的でした(笑)。

ホワッツ・ゴーイン・オン +25ホワッツ・ゴーイン・オン +25
(2001/03/28)
マーヴィン・ゲイ


アカペラ・コーナーが終わると、再びトリオ編成に戻って、マーヴィン・ゲイのカヴァーで「What’s Going On」「蒼氓」を2曲続けてメドレーで演奏。何でも、この2曲は5年前のファンクラブ10周年記念アコースティック・ライヴの時に、当時のアメリカによるイラクへの空爆に憤りを覚え急遽セット・リストに加えたそうなんですが、「あれから5年経っても、相変わらず世の中はきな臭いので、今回のアコースティック・ライヴでも再度歌うことに決めた」とのこと。そして、常々ラジオでもよくおっしゃってるように、「”歌は世につれ、世は歌につれ”と言われるが、歌は世につれても世が歌につれることなど絶対にない。歌に出来ることは、傷ついた心や悲しみを癒したり、励ましたりすることだと思って自分はミュージシャンをやっている」と達郎さん。そんな信念の込められた2曲だけに、会場の誰もが静かに聞き入ってる様子で、当然ながら僕の心にも深く響きました(「What’s Going On」はリズム・トラックをバックに流して、それにトリオの生演奏が乗っかるという形だったんですけど、リズム・トラックなくてもいいんじゃないかと思うくらい素晴らしい演奏でした)。

ファーストアルバム ごあいさつファーストアルバム ごあいさつ
(2007/05/25)
高田渡


それから、次に披露して下さったのが名曲「さよなら夏の日」竹内まりやさんもご自身のブログMariya's Blog「Pholog」2008年5月10日付け「大阪ライブ」に綴っておられましたが、達郎さんはタンバリンなどのパーカッション類を担当しつつ、サビメロでは追っかけコーラスのようにグロッケン(鉄琴)も演奏しながら歌っておられて、「器用だなぁ~」と感心して聴いていたら、2番の出だしの歌詞が出て来なくて、演奏がストップするという、まさかのハプニングが発生!?すると達郎さんは急遽ギターを手にして、「三条へ行かなくちゃ~♪」とおもむろに高田渡さんの「コーヒーブルース」を歌い始めたではありませんか!(このピッキングがまた軽やかで手慣れた感じで素敵だったので、フルコーラス歌って欲しかったくらいです・笑)。ついでに、実際に弾き語りを交えて具体例を示しつつ、日本の70年代フォークの歌詞についてちょこっと講釈して下さる達郎さん。そんなふうに気分転換を図った後、再び「さよなら夏の日」を最初からやり直されたんですけど、流石に今度はバッチリでした(^^)。

結局、続く「Ride On Time」が本編の締め括りとなったのですが、その前に少し長めのMC。レコーディングの現場も技術革新が目覚ましく、アナログからデジタルに移行してすっかり様変わりする中、なかなか本来の調子が掴めなかったこと、一時は大事にされてる感じがしなくてレコード会社を移籍しようかと考えたこと、芸能生活33周年を迎え、55歳という年齢になったけれど、まだまだ自分はとんがってるつもりなので、今年の暮れからツアー活動も再開して、還暦までの5年間はたとえ本数は少なくとも毎年ツアーをやるつもだということ(ここ数年、その為の準備もしてて、バンドのメンバーも一部入れ替えて若返りを図る予定だとか)、そして建て替えのため取り壊される大阪フェスティバルホールでも最後に公演を行うこと等々、どの発言からも達郎さんの音楽に対する真摯な姿勢がひしひしと伝わって来ました。フェスティバルホールの件についても、やはり「取り壊すなんて愚行だ」ときっぱりおっしゃってて嬉しかったんですが(まったく同感です)、「Ride On Time」を演奏するにあたっても「アコギ、ベース、ピアノという編成はまるでフォークのようだけど、我々はこの編成でもしっかりロック出来る」という言葉通り、がっつしロックで痛快な音でした。

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本編終了後、間髪入れずに始まったアンコール1曲目は新曲「ずっと一緒さ」をカラオケで(この曲はどうしてもアコースティック・トリオでは上手く出来なかったそうです)。そしてここでサプライズ。達郎さんが「今日は1曲オマケです」と言うや否や、ステージ脇からジーンズ姿の竹内まりやさんが手を振って颯爽と登場されたではありませんか!!この瞬間に沸き上がった歓声がまた半端じゃなかったんですが、それにしても、まさかお二人のデュエットによる「Let It Be Me」を生で、それもこんな近くで聴けるとは思ってもいなかったので、本当に夢見心地というか、「地球に生まれて良かった~!」と叫んじゃいたいくらい、感謝・感激・感無量でした(ということで、僕の山下達郎ポスター・コレクションに続いて、竹内まりやポスター・コレクションから『Souvenir~Live』販促ポスターをお披露目した次第。ええい、この際なので『Bon Appetit!』店頭用ディスプレイ大・小セットもご披露しちゃいましょう・笑)。

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アンコールのラストは、もういっちょトドメとばかりに、再び伊藤広規さんと難波弘之さんを従えてのトリオ編成によるご存知「クリスマス・イブ」。アコースティック・ヴァージョンというだけでもレアだと思うんですけど、そう言えば難波さんが間奏部分をパッフェルベルのカノンではなくて、ビートルズ「In My Life」の間奏フレーズをピアノで弾いておられたような・・・。とにかく、(達郎さんは「自分だけノーギャラだ」と漏らしつつも・苦笑)出血大サービスてんこ盛りで、全然ミニじゃなかったアコースティック・ミニライヴは、こうして大盛況大満足のうちPM9:45に無事終演となったのでした(僕も何とか大阪駅PM10:20発の米原行き新快速に間に合って、運良く新大阪からは座って家路に着くことが出来ました)。 

そんな訳で、大変長くなってしまいましたが、以上(セット・リストはもとより、ぶらり途中下車珍道中なども全部ひっくるめて)僕のライヴ備忘録ということで(^^;)。最後に、達郎さん&まりやさんをはじめ、出演者並びにスタッフ、関係者の皆様、本当にどうも有難うございました!

尚、このアコースティック・ライヴの模様は6月15日(日)23日(日)放送の「サンデー・ソングブック」で2週に渡ってオンエアされるようですね。大阪公演にしろ東京公演にしろ、素晴らしいことは間違いなので、皆様どうぞお聴き逃しなく!!



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COMMENT

●内緒のレスです♪
やっと書けました(^^;)。
お待たせしちゃってどうもスビバセンでした。

| ヤッチンロック。 | 2008/06/08 14:18 | URL | ≫ EDIT














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