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ポップの魔術師

トッドは真実のスーパースタートッドは真実のスーパースター
(1997/06/18)
オムニバス



5月10日だったか、それ共5月18日だったか、とにかく先月のある日曜の夜のこと。毎週欠かさず愛聴してるFM-COCOLO上柴とおる親方の番組が終わった後も「どうせテレビで見たい番組もないしな」と、そのままラジオを付けた状態でダイヤルをいじってたら、思いがけず地元FM局から大好きなトッド・ラングレン「We Got To Get You A Woman」が流れて来たのでビックリ。それで何となく「これはエアチェックせねば」という直感が働いて、慌ててMDの録音ボタンを押したところ、どうやらそれはトッドの来日特番のようでした(以下、先月のJFN ONLINE「今月の番組ガイド」より引用)。

『Todd Rundgren POPの魔術師』
心に響いた音楽のルーツを探り、音楽の素晴らしさを次世代に伝えていくシリーズ特番「roots」。シリーズ49作目は、多ジャンルにわたる創作活動で、そのマルチな才能を発揮するトッド・ラングレンの音楽手法を、本人の言葉とともに検証します。

60年代後半からバンド(Nazz)メンバーとして音楽シーンに登場したトッド・ラングレンは、70年のソロデビュー後、ヒット曲を放つ一方で、常にアーティステックな視点に立ったアルバム・オリエンテッドな創作活動を行ってきました。セルフ・プロデュースのみならずあらゆる楽器を自らプレイし、自身の描く音楽を形づくっていった彼のクリエイティブ・ワークを、本人へのインタビューを中心に、彼をリスペクトするミュージシャンやクリエイターなどのコメントを交えながらお届けします。

トッド・ラングレンはどんな音楽を作り、そしてどんな音楽を作っていきたいのか?多彩なマルチ・ミュージシャンの真髄を探っていきます。

コメント出演は、トッド・ラングレン、MAGUMIレピッシュ)、高野寛鈴木慶一サエキけんぞう黒沢健一。ナレーションは岡野由美子、ヴォイスオーバーは宗方脩でお送りします。


番組自体は大体こんなもんかなという感じだったんですが、高野寛さんや黒沢健一さんのコメントはなかなか興味深かったです(プロデューサーとしてのトッドは決して完璧主義者ではなく、わりと大雑把で、高野さんの作品の中ではトッドが手掛けた2枚のアルバムがもっとも短期間でレコーディングされたものだったとは。ちょっと意外でした)。

ところでトッドといえば。ビクターエンタテインメントが“ビクター音楽事業80周年記念キャンペーン”の一環として、トッドやユートピアをはじめ、キンクスプリティ・シングスら同社保有のロック名盤カタログを紙ジャケ仕様6月25日一挙80タイトル再発するとのことですが、その値段が何と一枚1500円だそうじゃないですか!?(2枚組の『サムシング/エニシング?(ハロー・イッツ・ミー)』とかは2000円のようですけど、紙ジャケでなくとも2枚組の再発CDとしてはお買い得な価格設定ではないでしょうか)。

 http://www.cdjournal.com/main/news/news.php?nno=19326

とはいえ、月刊『プレイボーイ』5月号掲載の萩原健太さんや湯川れい子さんとの座談会でピーター・バラカンさんも「子供達にとって、日本はCDもコンサートの入場料も高すぎる。これでは音楽業界全体がおかしくなりかねない。だからダウンロードによって若者が自分たちの財力で音楽が聴けるだけある意味健全だと思う」というようなことをおっしゃってましたが、確かに映画のDVDが定価1000円とか1500円、下手すりゃ500円で販売されてる一方で、国内盤の紙ジャケ再発CDや洋楽の新作CDが相変わらず2500円前後という相場は、正直どうなのかなという気はします(少なくとも、邦楽の新作CDが3000円というのは、日本の国内市場だけで利益回収しなければいけないという事情もわからなくもないですが、でもやはり適正価格ではないような・・・)。

0610_trm.jpg


そう言えば僕がトッドの主要作品を紙ジャケCDで買い直したのは1999年の20Bitマスタリング再発シリーズだったんですけど(2520円でした)、紙ジャケ再発ブームも一体いつまで続くんでしょうかね・・・(僕はもうすっかり食傷気味ですが・汗)。この『魔法使いは真実のスター』にしても、「オリジナル変形ジャケットを完全再現!」という宣伝文句と「初回生産限定」に乗せられて購入したものの、いざ実物を手にしてみたら、むしろプラケースの方がジャケットが映えてたというか、おさまりが良かったような気がしないでもなく・・・(^^;)。でもこれが1500円なら買って損はないですよ(苦笑)。ちなみに、隣に飾ってるのはサエキけんぞうさんのプロデュースによるトリビュート盤『トッドは真実のスーパースター』。サエキさん以外にも、番組にコメントを寄せておられた高野寛さんや鈴木慶一さん、レピッシュに加え、高橋幸宏さんやカーネーションZABADAK鈴木さえ子さん、更には渚十吾さんや難波弘之さんらトッド・フリークの日本人アーティスト達が参加してて、全30曲収録と結構なボリューム(うち6曲はトッド本人によるミックス)。トッドへの愛情表現も十人十色で、彼の振り幅の広い音楽性がそのまま凝縮されてるかのようです(王様による「Hello It's Me」の直訳カヴァー、「前略、僕です」は今聴いてもそれなりに面白いですね・笑)。

尚、このCD棚は古い食器棚を再利用、ディスプレイ溝には、ホームセンターで買って来た配線用のモールを貼り付けて利用してます♪




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COMMENT

大好きなトッドの話題なので

思わず書き込みです。

トッドの大雑把ぶりは、アンディ・パートリッジが
さんざんけなしていたのでよく知っていますよ~。
なんでもシンセをダビングするとき、テレコの横に
キーボードを置き、右手で弾きながら左手で
テレコを操作してたとか。しかもけっこうミスタッチしてたのに
「どうせ他の音と混ざればわからん」とか言って
OKテイクにしちゃったそうです。こち亀の
両さんみたいな人ですね。

| 日本少年二号 | 2008/06/14 21:20 | URL | ≫ EDIT

●日本少年二号さん
確かにそれは大雑把ですね(笑)。

上記の番組では、黒沢健一さんが「トッドは自分がプロデュース
したバンドからも音楽的に影響を受けてて、自分の作品に上手く
フィードバックしてた」と語っておれてたんですが、成程それも
言えてますよね。

そういえば今月、鈴木祥子さんがレコミンツのミンツBarに登場
されてますけど、やはりトッドがお好きらしく、話題にすると
共にフェイヴァリット・アルバムにもしっかり選んでおられますね♪

http://www.recomints.com/c/magazine/event_webmagazine_mintsbar.html

| ヤッチンロック。 | 2008/06/15 21:17 | URL | ≫ EDIT

前略、僕です

↑名直訳ですね(^^)!

それにしても…直感冴えてますね☆
ラジオの女神が耳元で囁いてくれたのでしょうか(*^^*)?

高野寛さんは、東京の来日公演にいらしてたようですね(健一さんもきっとどこかに…と確信してるのですが^^;)。

確かにCD・チケット代、高いですよね(>_<)。何とかならないものでしょうか。うーむ。

| ハリー堀田 | 2008/06/16 23:16 | URL | ≫ EDIT

●ハリー堀田さん
「前略、僕です」、ホント名(迷?)直訳ですよね(笑)。

そうですか、高野さん、やはりトッドの東京公演観に来られて
ましたか!(確かに健一さんもご覧になってそうですね)。

そう言えば、CDはともかく、チケット代って、バブル期を境に急激
に値段が跳ね上がりましたよね(それ迄は、例えばトップクラスの
国内アーティストの武道館や大阪城ホール規模の公演でも3千円くらい
で観れて、CDやLP代とそう変わらなかったように記憶してるんですが、
今やその倍が当たり前ですし・・・汗)。
日本にも一時のパール・ジャムのように「チケット代が不当に
高すぎる!」とファンの為に立ち上がってくれるアーティストが
出て来て欲しいです(^^;)。

| ヤッチンロック。 | 2008/06/22 15:39 | URL | ≫ EDIT














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