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「エルヴィスの歌には悲しみと祈りがあった」【後編】

エルヴィス・イン・メンフィス・レガシー・エディションエルヴィス・イン・メンフィス
・レガシー・エディション

(2009/09/30)
エルヴィス・プレスリー



JFN系「DAYBREAK」木曜日
エルヴィス・スペシャル Elvis On DAYBREAK
「エルヴィス、その歌には悲しみと祈りがあった」【後編】
2009年9月3日(木)

DJ:湯川れい子
ゲスト:ビリー諸川
    牛窪成弘プロデューサー


【1968年12月3日:NBCテレビ『'68カムバック・スペシャル』】
~全米で放送されて、視聴率は70.2%!

01.Trouble/Guitar Man トラブル/ギター・マン
 [ Jerry Leiber/Jerry Reed/Mike Stoller ]

【チップス・モーマンのもと、メンフィスの
アメリカン・サウンド・スタジオでレコーディング】

~湯川さん曰く「黒豹の時代」。10日間に36曲を録音。

02.In the Ghetto イン・ザ・ゲットー 1969年3位(カントリー60位)
 [ Mac Davis ]
03.Don't Cry Daddy ドント・クライ・ ダディ 1970年6位(AC3位/カントリー13位)
 [ Mac Davis ]
04.Long Black Limousine  ロング・ブラック・リムジン 1969年
 [Bobby George/Vern Stovall]
 ※エルヴィス自身のリクエストでこの曲を録音。
 とはいえ、エルヴィスは自分の遺書に黒いリムジンの霊柩車ではなく、
 「白いリムジンにしてくれ」と書き残していた・・・。


【1969年8月26日:ラスベガス・インターナショナル・ホテル公演】
~不死鳥ライブ「ビッグ・エルヴィス・サマー・フェスティバル」
05.Blue Suede Shoes ブルー・スエード・シューズ (Live) 1969年8月26日収録 
 [ Carl Perkins ]
06.Rubberneckin' ラバーネッキン (Live) 1969年8月26日収録 
 [ Dory Jones/Bunny Warren ]

【ここで僕のメールを読んで頂く!】
07.Suspicious Minds サスピシャス・マインド 1969年1位(AC4位)
 [ Mark James ]

【1970年:『エルビス・オン・ステージ』映画公開】
~ラスベガス公演の模様を収録したドキュメンタリー映画。
08.Introduction: Also Sprach Zarathustra ツァラトゥストラはかく語りき
 (オープニング・テーマ)
 [ Public Domain/Richard Strauss ]

【1971年8月17日:ラスベガスでディナー・ショーの後、
湯川さんが初めてエルヴィスに逢う!】

~湯川さん曰く「石鹸のにおいがしました」
09.Polk Salad Annie ポーク・サラダ・アニー (Live) 1970年
 [ Tony Joe White ]

-4:00-
【1972年2月23日:妻プリシラが娘を連れて空手教師とかけおち】
10.An Evening Prayer 夕べの祈り 1972年
 [ C. Gabriel Battersby/Charles H. Gabriel ]
11.The First Time Ever I Saw Your Face 愛は面影の中に 1972年
 [ Ewan MacColl ]
 ※1971年6月のこの曲のレコーディング後、緑内障が発覚。

12.Bridge Over Troubled Water 明日に架ける橋  (Live) 1970年
 [ Paul Simon ]

【1973年1月14日:『アロハ・フロム・ハワイ』】
~初めて衛星生中継されたコンサート。
全世界36ヶ国、15億人以上が視聴。
「DAYBREAK」の牛窪プロデューサーは当時、日本に向けたオンエアー
の現地担当ディレクターだったとのこと!?

13.You Gave Me A Mountain  ユー・ゲイブ・ミー・ア・マウンテン (Live) 1973年
 [ Marty Robbins ]
 ※牛窪さんの話によると、本番30分前にパーカー大佐から手渡された
 当初の演奏予定曲目(鉛筆の手書き)にはなかった曲。
 急遽、2曲が変更になった為、「今演奏してるこの曲は何だ!」
 と日本側では曲目テロップを出すのに大騒ぎだったとか。


【1977年6月21日:『エルヴィス・イン・コンサート '77 』】
~サウス・ダコタ州ラピッド・シティ公演。亡くなる1ヵ月前のステージ。

14.Are You Lonesome Tonight? 今夜はひとりかい?  (Live) 1977年
 [ Lou Handman/Roy Turk ]
 ※台詞のろれつが回らなくて、思わず自分で笑ってしまうエルヴィス
 (でも歌は丁寧)。

15.Hurt 心の痛手  (Live) 1977年
 [ Jimmie Crane/Al Jacobs ]
 ※1976年28位(カントリー6位/AC7位)

16.My Way  マイ・ウェイ  (Live) 1977年
 [ Paul Anka/Claude François/Jacques Revaux/Gilles Thibault ]

17.Can't Help Falling In Love With You 好きにならずにいられない  (Live) 1977年
 /エルヴィス・プレスリー Elvis Presley
 [ Luigi Creatore/Hugo Peretti/George David Weiss ]


そんな訳で先週の続き。1968年の『カムバック・スペシャル』から、1977年に亡くなるまでの軌跡を辿るのに1時間55分という放送時間はあまりにも短すぎますが、それでも限られた時間の中、ジャンプ・スーツのデザインエルヴィスが日本に来なかった理由など、リスナーからの質問にも丁寧に答えつつ、エルヴィスを取り巻く当時の状況や時代背景と共に、歌詞の解説なども随所に交えて下さってたので、ライナーノーツやエルヴィス研究本を読みながらCDやレコード聴くよりも遥かにわかりやすく、聴き応えも満点でした(とくに、その時々の気分で歌う曲を選んでたエルヴィスが、「愛は面影の中に」「ユー・ゲイブ・ミー・ア・マウンテン」を歌った理由も、「成程、そうゆう心情からだったのか!」と、湯川さんの解説を聞いて納得。そして湯川さんがおっしゃる通り、亡くなる1ヵ月前のステージで色とりどりだったマフラーが真っ白に変わり、バックコーラスの衣装に至るまで全部白一色に統一されたのは、エルヴィスが自らの死期を悟っていたからなのもかもしれませんね・・・)。

そう言えば曽野綾子さんがご自身の小説『神の汚れた手』の中で、「夕べの祈り」について「エルヴィスは、この歌をこの世に残しただけで、生まれてきた価値がある」と登場人物に語らせてらっしゃるという話、前にもどこかで聞いたことがあるものの、結局まだ小説は読んでなかったので(汗)、早速古本屋さんで探してみるとします(最近僕も実感してるんですが、本当にエルヴィスが歌うセイクレッド・ソングは素晴らしくて、人の心のひだの中まで入って来て、浄化してくれるかのよう。確かに「明日に架ける橋」もエルヴィスが歌うと「ゴスペルそのもの!」ですよね)。

それにしても、「DAYBREAK」牛窪成弘プロデューサーが『アロハ・フロム・ハワイ』の日本に向けた中継の現地担当ディレクターでいらしたとは!?(それで木崎義二さんがレギュラーDJ時代の2008年1月14日放送でも『アロハ・フロム・ハワイ』特集を組んで下さってたんでしょうか。何にせよ、貴重な証言も伺えて有難い限り。また機会があれば是非エルヴィスの特集を組んで頂きたいものです)。

とはいえ、残念ながら今の日本のラジオでは、そうそうエルヴィスの特集は放送して貰えそうにないだけに(^^;)、まずはCDやレコード収集が第一。現在のところ僕のコレクションで圧倒的に多いのはやはりビートルズアップル・レーベル関係で、アメリカ方面では恐らくビーチ・ボーイズ関係かニール・ヤングCSN&Y関連盤が最多かなという印象。それに比べるとエルヴィスはまだまだ少ないので、これから先10年計画くらいでエルヴィス道を極めることが僕のポップス・ライフをより豊かにしてくれそうな、そんな気がしています(そう、今はビートルズよりもエルヴィスに金使いたい気分・苦笑)。とりあえず、『エルヴィス・イン・メンフィス』のレガシー・エディション萩原健太さんがライナーノーツを執筆されてるとのことなので、これは国内盤で購入決定!

最後に湯川さん、お時間のない中、僕のメール読んで下さって、どうも有難うございました!!



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